【Part2】気になるお年ごろ悩める乙女をお祓い☆
◆男友達の霊の影響で縁遠く
次のお祓い対象は都内在住のyunaさん。美貌と若さを持ちつつも“ろくな恋愛をしていない”彼女を(勝手に)憂えた(失礼な)記者が緊急招集☆ その希望者の多さから最近では“個人鑑定”も行うというPAPAの腕前をさっそく拝見した!
「言いづらいことも言うよ」
目を見つめ、おもむろに語り始めたPAPA(以下同)。
「あなたについているご先祖はみんな女性なの。しかも地位もプライドも高いけど、結婚に恵まれなかった人ばかり。その人たちが“結婚なんてしなくていい”って言ってる」
自分たちが添い遂げた経験がなかったので、結婚=幸せという概念が皆無だという。
「実は女性の先祖しかついてない女性って縁遠いの。だから、亡くなったおじいちゃんにお願いしようね。心の中でおじいちゃんを思い出して“おじいちゃん、近くに来て! 素敵な恋愛したいんだけど”って甘えて頼めば大丈夫!」
異性の身内の霊がついてくれれば、じきにいいご縁がつくそう。そもそも、亡くなった身内へのお願い事は聞き入れられやすい。
実際、PAPA自身も初めて危険な霊と対峙した際“おばあちゃん、助けて!”と頼ったという。しかし、yunaさんの問題はそこだけではなかった。
「若い男の子が憑いている。あなたのことを少し好きだったみたいだ。思い当たる人がいるでしょう?」
yunaさんの頭に浮かんだのは、大学時代の男友達。ある日、突然“教室まで送るね”と手をつないできた彼。告白などはなかったが、ほどなくして亡くなった、と人づてに聞いた。死因は不明だ。
「その彼がいると、ダメなの。男の人が寄ってこないし。じゃあ、ボクがもらうね」
yunaさんの肩に手を置き、3分ほど念じたのち……
「もう大丈夫だよ。これからは恋愛に前向きになれるよ」
と、お祓いは終了した。
「亡くなる瞬間にチラッと好きだった人を思い出して憑いちゃう霊もいる。憑かれた側は、自分ではどうにもならなそうなときは、ボクらみたいなプロに相談するといいよ」