どんな仕事でも一生懸命やれば必ず、道は開ける! そんな意味ではないかと思います。

 何をなすにしても、下積みの期間はあるでしょう。また、意にそぐわない境遇に立たされることもあります。実は、そんな時こそ真価が発揮できるチャンス。気に食わないからといって投げやりな態度でいれば、いつまでも次の段階には上がれないという戒めです。

 どんな立場や仕事でも楽しんでできる、前向きにできる、多少気に入らなくても歯を食いしばってやる! そんな人は他者が放って置くはずはありませんね。

 ちなみに「下足番」というのは旅館などでお客様の履物を預かって管理する仕事。最近は、靴を脱ぐ場面が減ったので、この仕事自体が少なくなっています。(文)