SNSで他人のキラキラした姿と自分とを、つい比較してしまう。自分のSNSの「いいね」の少なさに凹んでしまう。こんな私に価値はないんじゃないか……そんな“ウジウジモード”に入ってしまうときに思い出したいのが、この言葉です。

《自分の価値はどういう時に見いだせると思いますか?》というTwitterでのファンからの質問に対する、宇多田ヒカルの答えは《自分の価値を決められるのは自分だけだと気づいた時。》

 可愛く、かっこよく思われたい、頭が良く思われたい……など、他人からの評価に支配されがちな時代だけど、それって本当に自分の価値なんだろうか? そんな脆いものにすがるよりも、自分で自分を認めて「そのままで大丈夫」あるいは「もっと頑張れよ」と価値を与えてあげることのほうが大切なんじゃないか? そう彼女が問いかけているように思えて、力をもらえます。(知)