昨年末、大切な後輩が大失恋をし、彼女から太陽のような笑顔が消えてしまいました。傷はそう簡単に癒えるものではないと思いながらも、できれば2022年に悲しみを引きずってほしくないなと思った私は、失恋に効く言葉をいろいろ調べてみることに。そこで出会ったのが、お笑いコンビ『スピードワゴン』のボケ担当・小沢一敬さんが発したこのセリフです。後輩のための言葉探しでしたが、この一言で、失恋に苦しんだ過去の自分が成仏した気がしました。

 大好きな人が振り向いてくれないのは、とてもつらいことですが、よくよく考えると、自分自身を大好きになってくれる人がいることって、うれしい奇跡その幸福にあやかることを放棄してしまうなんて、なんてもったいない! もう二度と、同じ奇跡が起こるかは分からないのに……あ〜あ、ざーんねん! ドンマイ、私の好きな人。いや、好きだった人。あれ、私、ほんとに好きだったんだっけ?? まっいいや、次の恋、いってみよー!

 ……と、そんなに簡単にはいかなくとも、少しでも後輩の心が軽くなってくれたらな、と祈っています。ちなみに、新年のあいさつとともにこの言葉を贈ってみたら、届いた返事は「あま〜〜〜〜〜い! ありがとう、ちょっとずつ前向けそうです!」でした。後輩よ、Good Luck.(横)