昨日1月28日は、敬愛してやまない、フムニュー編集部のK先輩のお誕生日でした。

 K先輩と初めて言葉を交わしたのは、おそらく6年半くらい前。それからは切磋琢磨しながら働きつつ、作業や締切に追われてワーっとなっているところを労い合ったり(笑)、時には飲みに行ったりお泊まり会をしたりと、公私ともにお世話になっています。

 彼女の実直さ、仕事ぶりの丁寧さを目の当たりにするたびに背筋が伸びますし、実はユーモラスで、言動に笑いのセンスがあふれているところにも日々、元気をもらえます。お互い、部署や班の異動を繰り返しながらも、巡りめぐってまた一緒のチームで働けることになり、とても嬉しく思っています。

 冒頭の言葉は、私が前のチームで足掛け2年、メインで取り組んでいたプロジェクトが頓挫し、自己嫌悪や喪失感にまみれた日々を過ごしていたときに、K先輩がかけてくれました。

 思えば当時、気持ちが追い込まれていて、目に見える成果ばかりを追ってしまう状態でした。「今、編集部に貢献できていない自分は存在意義がない。2年間もすべて無駄だった」とまで思っていた気がします。

 けれどK先輩の言葉で、「プロジェクトを通して学べたことはたくさんある。それをもとに、自分の今後を見つめなおそう。結果がすぐに出なくても、腐らず地道に努力し続けたら、いつの日にか大きな花を咲かせられるかもしれない」という思考に変わっていけました。

 そして、今。やってみたかったサイトの立ち上げにイチから携わるチャンスをいただけて、信頼できる上司とともに、『fumufumu news』を誕生させることができました。

 数年スパンではBIGな野望を抱きつつも、「まずは昨日より今日、今日より明日、ひとりでも読者が増えてくれたらいいな」「来週は、今週の自分に負けない働きっぷりをみせる!」「来月までに1つだけは新施策を提案するぞ」と、ちょっとずつ種を蒔き、地面を耕し、苗に水をやっているところです。

 前チームでの挫折と、K先輩の言葉が、前に進むきっかけをくれたと思っています。個人的な話で申し訳ありませんでしたが、感謝の意とフムニューへの愛を込めて、今後も仕事に邁進していきたいです!(横)