20世紀を代表するファッションデザイナー、実業家であるココ・シャネルの有名な言葉です。人の生き方は顔に出るとも言われますが、本当にそうだなぁと思います。
私は最近、何気ない暮らしの一コマをアップしているシニア主婦YouTuberの動画にハマっているのですが、料理をする手元、掃除をする手元がアップになる瞬間が特に好きです。なんだか「おばあちゃんの手」の安心感に包まれるというか。同時にとても美しいなと思います。
私の母もそうですが、年を取ると多くの女性の手は少し膨れて、木目のように細かくシワが刻まれてきます。毎日の水仕事や家事労働で作られただろう働き者の手を見ると、顔を見なくても、その人の生きてきた功績を感じることができます。
私も50歳を迎えるころには、そんな手になっていたらいいなと思います。(知)