世界のことわざシリーズです。

 人間の目線からは曇り空でも、その雲の裏側は太陽に照らされて輝き、銀色の裏地のようになっている。すなわち「どんな絶望の中にも必ず希望はある」という意味だそうです。

 どんよりとした曇りの日が多いイギリスならではことわざで、表現が詩的でとても美しい。と思ったら、もともとは17世紀のイギリス詩人ミルトンの言葉だそうです。

 嫌なことがあったとき、空を見上げると気持ちが落ち着くことがありますが、同時にこの言葉も思い出したいですね。(知)