私の大好きな書籍『翻訳できない 世界のことば』(エラ・フランシス・サンダース著/前田まゆみ訳/創元社刊)。タイトルのとおり、ひと言では訳せない、世界のユニークな単語たちが紹介されている本書に掲載されていることばのなかから、私が特に感銘や衝撃を受けた、お気に入りのことばを紹介させていただくシリーズ、第11弾。

「TRETAR」の意味を知ったときは、クスっと笑ってしまいました。スウェーデン語で「3杯目のおかわり」のことです。

 どうして1杯目でも2杯目ではなく、“3杯目のおかわり”がひとつの単語になったのでしょう? このことばを考えた人は、ちょっと食いしん坊なのかな〜なんて考えてしまいました。

 私も、水中毒になるレベルで水分をよくとる人間なので、喫茶店などに行くと、数杯おかわりすることはザラにあります。今度、北欧系のお店に入ったら、ドヤ顔で「トレートール、お願いします」と注文してみようかしら・・・♪(横)