1970年から80年代にかけて日本でもテレビドラマが放映され映画も公開されたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか? アメリカの作品です。

 どうしよもない弱小少年野球チーム「ベアーズ」に、これまた頼りない監督(昔マイナーリーグの選手だったが、今はプールの清掃員)が就任する。連戦連敗でチームの解散を決意するまで追いつめられながらも……。監督と選手がともに成長する物語。コメディでありながら、感動もするという作品。

 何事も1度諦めると、その次も簡単に諦めてしまう。負の連鎖になるのが世の常。

 しかし、結果はどうであれ、最後までやり遂げるとその経験は必ず心に残って次のチャレンジにつながります。

 年齢を重ねると諦めるのも早くなるように思います。経験を重ねて勝手に自分で先を見越して諦めるなんてこともあります。自戒を込めて。(文)