私の大好きな書籍『翻訳できない 世界のことば』(エラ・フランシス・サンダース著/前田まゆみ訳/創元社刊)。タイトルのとおり、ひと言では訳せない、世界のユニークな単語たちが紹介されている本書に掲載されていることばのなかから、私が特に感銘や衝撃を受けた、お気に入りのことばを紹介させていただくシリーズ、第15弾。

「KARELU」はトゥル語で「肌についた、締めつけるもののあと」を指します。トゥル語というのは、インド南西部の地方の言語です。

 身の回りのカレル、何があるかな〜と考えてみましたが、靴下やストッキング、腕時計
、髪ゴム、指輪……
。わりとサッと浮かんできました。ちょっぴりきついもののあとって、意外といろいろなところでつきがちなんですね。次にカレルを見つけるのが、なんだか楽しみです。(横)