『若きウェルテルの悩み』や『ファウスト』などの作品で知られる、ドイツを代表する文豪ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(1749~1832)。

 小説、叙事詩、詩劇など幅広い分野で頭角を表したゲーテは数々の名言を生んでいますが、なかでもこの一言が印象に残っています。

 私は普段、急いだり焦ったりしてガーッとエネルギーを消耗しては、息を切らして「めっちゃ頑張ったし、ちょっと休もう・・・」となってしまうタイプ。瞬間的な馬力だけはあるものの、“なだらかな継続”が苦手だと自負しています。

 けれど、長期的に見て成功をおさめる人は、ゲーテがいうように「悠々と、毎日少しずつ、確実に成長を遂げている人」なのでしょう。ウサギとカメのカメですね。人生100年時代、ゴールに向かって、コツコツと歩を進めていきたいものです。(横)