この言葉、何のことだかわかりますか?

 正解は、「コピーしてくれる」。実際には、「●●君、ちょっとこの書類ゼロックスしてくれる?」というように、昭和から平成のごく初期まで、日本中のオフィスで実際に日常会話として使われていたものです。

 ゼロックス社(Xerox社)という会社は米国の会社で複合機、つまりコピー機の会社でした。「コピーを取る」ことを「ゼロックスする」と置き換えられるくらいなので、当時、日本中に同社の複合機が普及していたことがうかがえます。

 とはいえ、平成になったころには普通に「コピー取って」という言い方が大半を占めており、ゼロックス派は平成時代には会社内でもベテラン(いわゆる年配者)しか使っていなかったようにも思います(あくまでも個人の感想で全国的にどうだったかまではわかりません)。

 いつの時代も同じですが、ベテランには今のZ世代の使う言葉は「?」なものが多く、その逆も然り。

 さて、弊社でも私自身が入社して数年が経ったころ後輩が、「ゼロックスして」と頼んだ上司に「ゼロックスってなんすか?」と聞き返している光景を覚えております。そんな「ゼロックス世代」もみなさん今は退職されています。(文)