これ、正確には言葉ではなく、制度なのですが……。覚えていますか? 私も久しぶりに口にしてみました。

 2017年に産経省と経団連が合同で提唱した制度。個人消費の喚起キャンペーンの一環として毎月最終金曜日を「プレミアムフライデー」と位置づける。各企業は午後3時に業務を終了するよう努めて、夕方から買い物やレジャーへ人々をいざない、消費を活発化させたいという戦略。比較的給料日に近いという理由で毎月最終金曜日が選ばれたそう。

 都心の居酒屋などはポスターを貼るなどしていたが、みなさんのご想像通り月末の金曜日、3時に仕事を終わらせることができる人は、極々一部の方々。多くのサラリーマンは、私には「無関係な話」と受け止めていました。その後コロナも発生し、現在に至ります。ザックリいうとこんな具合です。

 いつか、テレビのクイズ番組で問題になるのではないかと思っています。(文)