6月6日、気象庁から関東甲信越地方が梅雨入りしたと発表がありました。これからしばらくは雨と湿気と言うことを聞かない髪との付き合いか……と梅雨時期に持ち前の天然パーマが爆発する私は少し肩を落としましたが、道端のアジサイが咲き始めた光景を見ると、風情のある季節だなとも思います。

 雨に関する言葉が何かないかなと思っていたところ、「雨夜の月」というきれいな言葉が目に止まりました。雨夜は雲に覆われて月が見えませんが、そこから「想像するだけで、現実には見ることのできないもののたとえ」として使われているそうです。

 梅雨時期に、想像するだけで現実に見ることのできないものといえば、七夕の織姫と彦星の一年の一度の逢瀬ではないでしょうか。今年の七夕は晴れて、二人がめでたく会えるといいな☆ と、柄にもなくロマンチックな気持ちになりました。(知)