3年前の7月9日に他界したジャニー喜多川さんが、歴代の所属タレントたちに伝えた信念です。堂本光一さん主演のミュージカル『SHOCK』シリーズをはじめ、多くのジャニーズ舞台では合言葉のように語られています。

 もともとは「幕が上がったら、何が起きてもショーを途中でやめてはいけない」という意味で、演者の覚悟を示したフレーズ。

 ご存じのとおりコロナ禍でエンターテイメント業界は大変な苦境に立たされました。今年になってからはロシアのオーケストラ公演が各地で中止になるなど、同国によるウクライナ侵攻も文化・芸術活動に影を落としています。

 それでも世界中のアーティストは新しい生活様式に応じたパフォーマンスを模索しており、今月からウクライナ国立バレエ団が来日公演を行うという明るいニュースも。

 ショーは続けなければなりません。感染者数が再び増えるなど困難な時勢ではありますが、エンタメは不要不急と言われないために。(純)