今日は私が実際にかけていただいた言葉をご紹介します。以前営業職として勤務していた際、クライアントの社長から言われたこの一言。

 当時、営業目標に追われ、なにが正解か、自分自身どうあるべきなのかと、働くことの本質的な意味を見失いかけていた時期でした。

 そのことを当時、気にかけていただいていたクライアントの社長に、素直に自分の気持ちを打ち明けた際、迷走中の私にかけてくださった言葉です。その時、目の前がパァーっと急に拓けたような気がして、肩の力がふーっと軽くなるのを感じました。

 会社のために、自分のために働くのは悪いことじゃない。

 だけどシンプルに、目の前のお客様のために、その人をどう輝かせるか、どうしたら喜んでいただけるか、純粋に目の前の企業や人に真摯に向き合い続ける、そのことの大切さを教えてもらった瞬間でした。

 あれから何年経っても、明るく私の心に勇気を灯す言葉となっています。(本)