大学時代、ペルシア語を学んでいたにも関わらず、ペルシア語にまつわる逸話がすぐに浮かんでこなかったので、お隣のアラビア語圏のことわざを紹介したいと思います。

「ある日はハチミツ、ある日はタマネギ」

 この言葉がどんな意味を持つのか、みなさん、パッとひらめきますか?

 正解は・・

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「うまくいく日もあれば、悪い日もある」。もう少し意訳すると、「楽あれば苦あり」とか、「勝つ日もあれば、負ける日もある」とか。どうでしょう、正解に近い答えは浮かんでいましたか? 

 ちなみに私は、この言葉を初めて聞いたとき、「え? 髪型がくるくる変わる人のこと? ハチミツのようにつるつるなストレートのときもあれば、ちびまる子ちゃんの永沢くんみたいにタマネギヘアでやって来る日もあるとか??」と思っていました。恥。

 ハチミツのように甘くて幸せな気分になれることと、タマネギのように辛くて思わず涙が出てきてしまうようなことは、案外、隣り合わせ。枕を濡らした次の日には、とろけるように幸せな1日が待っているかもしれない、と思って過ごしていきたいですね。(横)