90年代にお笑いコンビ“猿岩石”のボケ担当としてデビューし、96年には『進め!電波少年』(日本テレビ)で一躍ブレイクを果たした有吉弘行さん。その後仕事が激減し、一時は“消えた”とまで言われましたが、その後“毒舌芸人”として見事に復活。以降、忖度しないはっきりとして物言いで注目を集め、今や全局でMC番組を持つ芸人にまで登りつめました。

 唐突な自虐になるのですが、私は“自分との約束”をあまり守れない典型的な怠け者でして。“よし!明日は○○をやって、将来のために○○をしよう!”と決めたものをいとも簡単に、そして潔く手放す力を持っています(?)

 なぜ手放すのかというと答えはシンプルで、「別にやらなくても死なないから」 しかし、そうするといつまで経っても現状維持の自分のまま。後になってやればよかったと後悔する未来が見えてくる。でもなにかと“やらない理由”を付けて逃げていく……。 

 人気が落ちたときは“一発屋”とまで言われた有吉さんが、ここまで皆から支持される芸人に復活を遂げたのは、たくさんのやらない理由を押しのけ、やるべきことをやり続けた結果だと、この言葉から感じます。

 こうやって文章にするとやはり気が引き締まりますね。まずは……早起きから始めてみようと思います(西)