先日、見ていたテレビ番組で、嵐の相葉さんがこのように言っていました。番組内での自身の失敗(と言っても、指示された通りに野菜を扱えなかっただけの小さな失敗でしたが)に対してイジられた際、切り返したこの言葉。

 周りからは「失敗しないほうがそりゃいいだろ!」なんて突っ込まれていましたが(笑)。“失敗しても、たたじゃ起きないぞ”という精神を感じさせるあたり、さすが幾多の試練を乗り越えてきたであろう、スーパーアイドル。言葉の重みが違います。

 仕事に置き換えてみると、失敗するよりは、もちろんしないに越したことはないし、ここまでサッパリと割り切って済まされることだけではないと思います。ですが、その事象に丁寧に向き合いそれを学びにしていくことで、ネガティブな記憶として残るだけではなく、自身にとって重要なターニングポイントになり得ることもあるのではないでしょうか。

 そんな風に、“すべてを明日への礎にしよう”という心持ちでいることができたら、強く成長していくことができる気がしました。国民的スターの何気ない発言にすっかり感化されつつ、そのポジティブなエッセンスを取り入れたいと思った、日曜の夕暮れどきでした。(本)