いやあ、私事で誠に恐縮なんですが、このたび我がマブダチ(以下、マブ)が長年付き合っていた彼とついにゴールインしましてね……!! マブがお相手のことをすっごく大切に思い続けてきたことを知っているので、わたしゃもう、ついにきたかと、本当にうれしくて、うれしくて・・・(ことーばにーできなーいーラーラーラーララーラー〜♪)

 そんな幸せいっぱいのマブと私、実は会社の元同僚。歳は同じです。性格は違えど、なぜだか驚くほどウマが合った私たちは、仕事に関する悩みや苦しみを分かち合うだけでなく、それぞれの生い立ち、他の人には明かしたことのないような自分の弱い部分や汚い部分、人生にまつわる悲喜こもごもまでも共有し、いつの間にか、家族のような間柄になっていました。お互いの抱いた喜怒哀楽を自分ごとのように感じ、本気で寄り添い合える、心から大事な存在です。

 おっと、ただのラブレターになっていて失礼しました。本日ご紹介するのは、ひどい体調不良で年始から部屋にこもって生ける屍と化していた私に対し、マブがLINEで放ったひと言です。そのとおりすぎて、ぐうの音も出ません。100回頷きました。

 若さだけで乗り切っていた20代、振り返ると、そうとう無茶をしました。二徹、三徹での入稿作業を終えたパッパラパーな頭で東京駅に向かい、そのまま列車に飛び乗って旅行に行ったり、真冬に熱があっても朝から晩まで地回り取材を続けたり、浴びるようにお酒を飲んだり飲まれたり、連日、夜通しカラオケに通って喉がつぶれたり・・・(ただのアホ)。

 そんな我々も歳を重ね、大切な家族もできました。もう、自分ひとりの身体ではありません。稼ぎがほんのちょっとずつ増えて、昔は手が届かなかった物もたまには買えるようになったといえど、マブの言うとおり、健康は、決してお金では買えません

 五体満足で元気に過ごせるありがたみを今一度噛み締め、時にはきちんと自分を労ることを覚えていきたいと思います。新年から大切なことに気づかせてくれてありがとうな、マブ。一生お幸せに!(横)