年末年始、たまのぜいたくにと、カニやお寿司、焼き肉を食べました。それはそれは大・満・足だったのですが、松の内をへて徐々に普通の食生活に戻りつつある中で、スーパーで買ったお惣菜のマカロニサラダをおかずに白米を食べたところ、本当においしくて……動揺してしまいました。(普段の生活から考えると)高価でおいしいものをあれだけ食べたのに、結局は炭水化物×炭水化物の組み合わせって最強なのだろうか……。

 そんなことを考えていて思い出したのが、同僚のフムニュー編集部員・Hさんのひと言でした。昨年末、集まれる部員でプチ忘年会をしたときのことです。宴もたけなわ、さあ、そろそろ〆の料理メニューを頼みますか、となった際、Hさんがご飯もののメニュー表を見ながら満面の笑みで、「炭水化物には夢がある!!」と言ったのです。その場にいた全員が笑いながら膝をたたきました。本当にそうだ! と。

 普段からHさんのポジティブオーラには元気をもらっていましたが、こんな真っ直ぐに食への熱意を語られると、そのピュアネスに心も浄化される思いがしました。炭水化物はダイエットの敵とされ、低糖質や糖質制限がうたわれている現代。でも、うまいものはうまいんじゃ! そう太鼓判を押してもらった気になりました。

 2023年も豊かで夢のある食生活が送れますように☆(知)