最近、新たなダイエットを始めた編集(西)です。ゲームで楽しくボクシングをしていると、運動後の爽快感と充足感でテンションも最高潮! このまま仕事もプライベートも万時問題なし!! というわけにはいきませんでした。というのもですね、

 その現象は柔軟性が低下して可動域が狭まる現象なんですが、即発性と遅発性の 2 種類あるみたいなんですよ。人間が何かの活動をする際、特にスポーツをするときなどは、筋肉内のクレアチン酸から活動エネルギーが使われるみたいで、でもクレアチンは筋肉にエネルギーをすばやく供給するも、10 秒と持たないみたいなんですね。クレアチン酸が尽きると、次は筋肉や肝臓に貯蔵されたグリコーゲンがブドウ糖に分解され、それをエネルギー源とするんです。でもその貯蔵量にも限界があって……

 あ、すいません。長々と言い訳がましくなりましたね。つまるところ、わたくし筋肉痛です(泣)。いや、ここまでつらいとは思いませんでした。ベッドから起き上がる、椅子から立つ、歩く、くしゃみをする、といった行動すべてで全身が痛く、会議では周りから結構ガチで心配されました。

 人によっては、筋肉の成長に伴うポジティブな痛みと思うかもしれません。しかし普段ほとんど運動しない私にとって、これは試練以外の何物でもない。なかなか全てがうまくはいきませんね。

 冒頭の言葉、「禍福は糾える縄の如し」は、《幸不幸は、より合わせた縄のように表裏をなしており、何事も予測出来ないこと》を意味し、“禍”は災い、“福”は幸いの意味を持ちます。“災い転じて福となす”“人間万事塞翁が馬”などの類語がありますが、災いと幸いを一本の縄の様子に見立てているのが、人の一生をも表しているいい言葉だなと感じます。

 人間生きていればあらゆる災いが起きて、その分、どこかのタイミングでいくつもの福が来るかもしれない……。まあ、筋肉痛を災いと表現するのは無理があるかとは思います。もしかすると、筋肉痛を“禍”と思えるくらい、今の自分は“福”が多い状態なのかもしれませんねぇぇぇ。(うますぎる)