病院の待合室にいたときのこと。ふと顔を上げると、天井から吊り下がったテレビのテロップにこう問いかけられました。

「この四字熟語の意味を知っていますか?」

 仮にもこちとら文学士。なめんなよ。

「枯木寒巌」

 はい、知りません~~!!

 秒でググってみると、「枯木寒巌」は「こぼくかんがん」と読み、「世俗に超然とした悟りの境地のたとえ。枯れた木と冷たい岩の意から。仏教、特に禅宗で『枯木』『寒巌』を、情念を滅却した悟りの境域にたとえる。また、情味がなく冷淡で取っつきにくい態度・性質などのたとえに用いられることもある」(「三省堂 新明解四字熟語辞典」より)とのことです。私も超然とした悟りを開きたいものです。

 ということで、今日はコンパクトに、ちゃんとコトバスしてみました。ではまた!(福)