2022年8月に他界した、京セラの創始者・稲盛和夫さんの仕事に対する考え方です。「仕事の方程式」と呼ばれているそうです。「考え方」と「熱意」と「能力」をかけ合わせたものが仕事の結果もしくは人生だと説いています。

 この中で一番大事なのは「考え方」。考え方とは生きる姿勢であり、それによって仕事の成否が大きく異なると指摘しています。他者の言葉に素直に耳を傾けられるか? 他者を批判ばかりするような「考え方」では、仕事の結果は期待できない。

次に熱意、これはそのまま「やる気」ということでしょう。そして、3番目が能力。考え方と熱意で能力はある程度カバーできると考えておられたようです。

 京セラの他にも通信会社の経営やJALの会長に招聘されるなど活躍した稲盛さん。おそらくご自身の経験から導き出したものなのでしょう。彼が説く代表的な教訓は6つあるそうです。ご興味のある方は調べてみてください。(文)