今週もおまっとさんです、数日前にISS(国際宇宙ステーション)からの生中継を食い入るように観ていた福です。

 宇宙飛行士の若田光一さんとつなぎ、「宇宙空間で服をたたむことはできる?」「水を浮かせて鞠つきをすることはできる?」などクイズ形式で進行。

「Q&Aのタイムラグにリアリティを感じる~!」「マイクが浮いてる~!」と、毛利衛さんを初めて観たときのような童心にかえりながら、宇宙や重力が身近に感じられたひとときでした。

【ISSリアルタイム交信】若田光一さんと宇宙をクイズで知ろう!!

 そこで、今回のコトバスでは若田さんが大事にしている言葉、「夢、探求心、思いやり」を紹介したいと思います。

 その3つについて語ったくだりを、書籍『宇宙飛行士、「ホーキング博士の宇宙」を旅する』より一部抜粋します。

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 私が大切にしたいと思っている言葉に「夢、探究心、思いやり」があります。この三つの言葉は、子どもたちにサインをさせていただく色紙によく書き、私のミッションパッチ(宇宙飛行のミッションのコンセプトを表すエンブレム)のデザインの中にも入れてもらいました。

「夢」にはそこから導かれる明確な目標を定めることにより、そこに至るための方法や手段が自ずと明らかになるという意味を込めています。

「夢」に関して付け加えると、多くの夢や目標を定めても、それは決して欲張りではないということです。一つの夢だけにこだわり過ぎると、それが実現しない場合に行き詰まってしまうかもしれませんが、めざす目標が他にあることで、努力して得た貴重な経験を無駄にすることなく活かせるからです。

「探究心」を常に持って疑問を解決していくことは、普段の生活や仕事の中で思いがけない新たな知見を得たり、それが工夫や改善につながったりすることで新たな価値の創出を可能にしてくれます。

 興味の対象に対してとことん考え抜き、解を導こうとする「探究心」は、科学の進歩の原動力と言えるでしょう。今までの常識にとらわれない、幅広い視点と多様な価値観を許容し、探究することで、イノベーションが生まれ、科学技術の進歩をさらに加速できるでしょう。

「思いやり」は、宇宙を探究し、その過程で獲得する知見や技術を活かして、人類の知的そして物理的な活動領域を拡大していく中で、人類が決して忘れてはならないものです。

 その「思いやり」は、自分の周りの人々、地球上の生きとし生けるもの、故郷の地球、さらに我々が探究する領域すべてに対して、大切に思う気持ちです。また、「思いやり」という言葉を通して命の大切さを伝えたいとも思います。

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 うーん、さすが宇宙をまたにかけている方のお言葉……!これは日常生活、仕事、人生においてもフムフムな言葉ではないでしょうか。

 思えば「フムッフィー&クロッフィー(フムニューのマスコットキャラクターです)をビッグにしたい」「しゃべる仕事もしたい」「本を作りたい」「映画のエンドロールに載りたい」などなど、フムニューに参画してから、よく夢を語っている自分に気づきました。それは、以前に増してさまざまなバックグラウンドを持った仕事人に出会い、刺激を受けているからだと思います。

 もうすぐ還暦を迎える若田さん。彼のミッションに向かう姿勢とバイタリティのすごさを感じながら、私も「夢、探求心、思いやり」を忘れずに生きていきたいと思います!(福)