本日はバレンタインデー! ということで、チョコレートや甘いものにまつわる言葉を探していたところ、このフレーズに出合いました。14世紀のイタリアの詩人、フランチェスコ・ペトラルカの名言です。

 実際に甘いものを食べると幸せな気持ちに包まれますが、これは甘味が脳の心地よさを感じる部分を刺激し、β-エンドルフィンというホルモンを分泌させるからだそうです。β-エンドルフィンにはストレスを緩和し、心身をリラックスさせる効果があるといいます。疲れたなぁ、しんどいなぁと感じた時には一粒のチョコがいいですね。といっても私の場合、一粒で収まらずにいつも一箱食いしてしまうのですが……。

 人生においても、ひとつの甘い経験(幸せや喜び)があれば、それを取り出してチョコを食べるように味わい直し、今のつらい瞬間を乗り越えるといったことが往々にしてあります。まさに、今回の名言が言い表してくれているなぁと思いました。

 そういえば人間、辛いものや苦いものをたくさん食べられないのと同じように、甘いものもそんなにたくさんは食べられません。人生は苦味と甘味のバランスで成り立っているのでしょうか。できれば甘味が多い方がいいですが。(知)