今回のコトバスケットは「真っ赤なウソ」。意味はそのまま、めっちゃウソという意味です。ただ、なぜ明らかなウソのことを“赤”という色で表現したのか? 意外に常識だったみたいですが、私はつい最近初めて知りました。

 この「赤」という言葉。古くには、“明るい”“明らか”という意味を内包し、皆さんがイメージしているこの赤の色に限らず、色全体の傾向を意味する言葉だったようです。それが年月を経て、「うーん。“あか”って呼んでるこの色さ、ほとんどこんな感じじゃね?」となり、現在の朱色っぽい色が赤色とされてきたとのこと。そのため明らかな他人といった場合も、「赤の他人」という呼ばれをします。

 しかぁぁぁし! この「赤」は他にも、“むきだし、ありのまま”という意味もあります。“赤裸々”、“赤ちゃん”といった言葉がこの由来ですね。

 くちばしが黄色い私にとって青天の霹靂でしたが、柳緑花紅の精神で、物事をありのままに受け止め学んでいきたいと強く思いました。色だけに絞ってまとめようとしたら、内容が薄口になってきちゃいましたね。表現方法は十人十色ということで、どうかお許しを!!🌈(西)(西)