大谷翔平選手、WBCでの活躍は多くの国民を熱狂させています。投げても打ってもそして、たとえしくじっても絵になる選手! 日本は昨日までに第1次ラウンドのすべての日程を終えています。この稿を書いている時点では日本が属しているプールBで何位にいるかはわかりませんが、間違いなく彼をはじめとする日本代表が大暴れしていることでしょう。

 大谷選手は岩手県の花巻東高校1年生のときに将来、ドラフトで8球団から1位指名を獲得するために何が必要なのかを記録した通称「マンダラチャート」を作成しています。そこには、なすべきこととして「体づくり」から「人間性」に至るまで8項目にわたって整理された目標が綴られています。高校1年で、です(驚)!

 そんな彼の言葉、説得力があるのは、彼自身がこのとおり体現しているからでしょう。しかもこれ17歳の時のものだとか、もう(コトバスケットなのに)言葉がないです。

 高校を卒業する頃には目標が、日本球界からメジャー変わりましたが、一つひとつの努力を惜しまず……。夢が実現しても、さらに高みを目指して精進を続ける。

 野球を知らない人でも彼に魅了される所以ですね。さらなる活躍を祈りつつ。(文)