実はワタクシ、先日、結婚式を挙げさせていただきました。机を並べて毎日励まし合いながら働いているフムニュー編集部の仲間はもちろん、高校、大学、社会人の友人たちが全国から集まってくれて……。大好きな面々の笑顔を見られたことが、本当に本当に幸せでした。

 中には、住んでいる距離が遠いことや、仕事に子育てにとお互い忙しいことが理由で、コロナ禍以降は一度も会えていないメンバーもいました。4、5年ぶりなので、再会はものすごくうれしいけれど、さすがに緊張するかなと思いきや、とんだ杞憂でした。

「また明日ね〜」と言って別れ、翌日もあたり前のように顔を合わせ、ごく自然に、なんでもない会話が始まった学生時代。冒頭に「久しぶり〜!!!!」のひと言を挟んだものの、あのころとまったく同じように、何のブランクも感じないまま、スッと会話が弾んだ子ばかりでした。

 そのうちのひとり、関西在住の友人がつぶやいたのが、冒頭のひと言です。言われた瞬間「っ……!! それな……!!!!!!」となり、それまで笑顔で話していたのに、一気にウルッとしてしまいました。

 思えば、深いところでつながっている友達って、どんなに会わない期間があっても、顔を合わせた瞬間からリラックスして話せるという経験、みなさんもあるのではないでしょうか?

 そういう“心の友”がいてくれることに改めて感謝したいですし、今後、たとえお互いのライフステージがどんどん変わって、今以上に会えなくなってしまうことがあっても、人生の節目には連絡し合ったり、ふと、他愛もない報告をしてみたり……。そんなふうにして、居心地のいい関係を続けていけたらいいなと思っています。(横)