『まつもtoなかい』(フジテレビ系)初回放送で中居正広と香取慎吾が6年ぶりに共演! 見るしかねぇべ!! とテレビの前で待機していた日曜日。私はスマヲタではなくイチお茶の間ファンですが、この二人がそろったところを見てやはり震えました。SMAPって、やはり唯一無二のスターなんだなと改めて思いました。
久しぶりの共演に最初は緊張感が漂っていたものの、松ちゃんが回し役に徹して空気を和ませ、SMAP時代に戻ったかのような二人の関係性を引き出します。そして中居くんが体調不良で休業していた昨年末、2か月間にわたって香取くんが毎日、同じ時間帯にメールを送っていた事実が明らかになったのです。
それだけでも仲のよさが伝わってきますが、その発端となるメールに二人の絆が表れていました。香取くんは中居くんがあまのじゃくで「大丈夫?」と聞いても「大丈夫、大丈夫」と一蹴されてしまうのがわかっていたので、単刀直入に「会えますか?」「しゃべれますか?」とメールしたのだといいます。中居くんが会うこともしゃべることも今はできないと返事をすると、今度は「死にますか?」というメールが来たのだそう。
今の元気そうな中居くんの姿を見れば笑い話ですが、療養中の相手にこの言葉を投げかけられるというのは、相当な信頼関係がないと無理でしょう。友達とか仕事仲間とかを超えて、本当に心の深いところで二人は繋がっているんだなと思いましたし、同時にえも言われぬ幸福感が私の中にわきあがりました。
「ああ、SMAPは終わっていない」そう実感したからだと思います。
SMAPの解散騒動から6年経った今も、いまだ解散の理由や経緯は明らかにされていません。だからこそ外野は5人の関係性を推測するしかないわけですが、こうやって本人たちの気持ちを直接聞けたことで、何か「一歩前進」した気がするのです。
その先には、もう一度、5人+1人がそろった姿を見たいという夢が……!!
松ちゃんが言っていたように、そう夢見る人は「腐るほどいる」はず。一人ひとりの活躍を見守りながら、そのいつかを気長に待ちたいと思います。(知)