言葉の意味を調べてみると「たとえ遠く離れていても、すぐ近くにいるように親しく思われること。親しい友人など」(goo辞書より)だそうです(意味を知らなかったくせに、今日のコトバスにピックアップさせていただきました!)。

 最大9連休のゴールデンウィークが始まり、みなさんいかがお過ごしでしょうか。連休最高ですね! バンザイ!

 そんな中、編集Hは週末を利用して、早速地元に帰省してきました!

 今回の帰省では、家族の転勤に伴い、長らく佐渡に住んでいた親友に会えることになり、楽しみもひとしお。

 ところが数日前、親友から連絡が。

 つい先日も同様に連絡をくれていたのですが、仕事で出ることができず、後からLINEで連絡をすると「なんでもないよ~」との返信が。
いつものよくある会話にあぐらをかいていた私でした。

 今度こそはと電話に出ると、「実はこの前、用事がないと言ったけれどウソなんだ」と親友のどことなく空元気な声が。

 聞けば、3月に母親が健康診断で肺がんが見つかり、4月から抗がん剤治療が始まったばかりとのこと。続けて聞く、病の進行状況や家族の様子、平気を装う親友の様子に、一瞬言葉に詰まりながらも、彼女のテンションに合わせて話すことしかできませんでした。

 不慣れな地で初めての出産・育児に奮闘し、ようやく帰って来たところで彼女に訪れた今回の一件。小さなころから家族同然の付き合いをしてきたのに、大事なときに何もできないもどかしさに、無力さを痛感しました。

 安易ですが、“医学が進歩すれば、出生率の低下だって防げるし、今回の件だって大したことはないと笑い飛ばせるのに”と泣きわめき、久しぶりに会った両親を困らせる編集Hでした。(本)