5月16日は「旅の日」。松尾芭蕉が「奥の細道」の旅へ旅立った元禄2年3月27日(新暦1689年5月16日)にちなみ、日本旅のペンクラブが1988年に提唱し、誕生したそうです。ともすれば忘れがちな旅の心を、そして旅人とは何かという思索をあらためて問いかけることが目的です。
WHOの緊急事態宣言も終了し、国内でも新型コロナが「5類」に移行した今、旅する自由が戻ってきています。旅行サイトやパンフレットを見て、ワクワクする気持ちが新鮮に感じられます。
ということで今回は4〜5世紀の西ローマ時代、北アフリカで活動した中世最大の教父・アウグスティヌスが残した旅に関する言葉です。ああ、頷きしかない……! まさに、百聞は一見に如かず。地球規模でも、半径3キロ以内でも、ウワサで聞くより実際に訪れることでわかることばかり。人生であと何度旅に出られるかわからないですが、私も1ページ、1ページ、読み進めていきたいなと思います。(知)