今日のコトバスは、ともに働く、この道の大先輩・編集部のFさんがかけてくれた言葉です。

 自身が落ち込み、やけになったとき、力強くこの言葉をかけてくれました。たぶんあのときの空気だったり、熱量だったり、夜のにおいは、この先も忘れることはないのだろうなと、話を聞きながらすでにそんなことを感じていました。

 Fさんと私の好きな曲にフジファブリックの『若者のすべて』が共通していることが、1年間同じときを過ごして偶然その日わかったのですが、さらにFさんは続けて、歌詞の『すりむいたまま僕はそっと歩き出して』を教えてくれたのです。

 それを聞いて、“傷が治るまで待たなくてもいいか、とりあえず歩きながら考えようか”そう思わせてくれたFさんに心から感謝するとともに、自身もつらいなか、涙目になりながら、声をくぐもらせながらも話ししてくれたことを、ずっと大事にしていこうと思いました。

 どんなときも、編集部のみんながそばにいてくれて、きっと私は世界一幸せだと思います!(本)