アンリ・フレデリック・アミエルはスイスの哲学者で詩人です。もちろん彼とは何の縁もゆかりもないのですが、この言葉を知ったとき、「え・・・? アミエルさん、これって私に対して言ってくれてる・・・!?」と思ってしまうほど、ダイレクトに心に突き刺さりました。
私、けっこうビビりなんですよね。だから何か大きな決断をしなければならないとき、絶対に大丈夫だと保証できない限り、その先に進むのが怖くなることがあります。
でも、本当はわかっているんです。未来に“絶対”なんてない。だから、そもそも“完全な見通し”をつけることなんて不可能なんですよね。ある程度、見切り発車しなければ、掴めるものも掴めなくなってしまう。それをアミエルさんが思い知らせてくれました。私のほかにも、考えすぎて行動するのが億劫になってしまうことがあるすべての人に届けたい言葉です。
きっと大切なのは、見切り発車だったとしても、一度進み始めたあとの行動。たとえ想定外の事態やトラブルに巻き込まれても、そのたびに自ら考え、乗り切れるよう試行錯誤することで道が開けるし、経験値を高め、成長していくことができるはずです。だから、“そこそこ”心が決まったら、まず動いてみる! たいていのことは、きっとなんとかできる! このマインドで、ぐいっと前進していきたいと思います!(横)