私は昔から漠然と、「社会や会社の歯車になるだけで終わりたくない」という謎の思いがあります。

 いや、そもそも歯車じゃない人間なんているの? じゃあそれってどういう人? 歯車がないと何も回らないんだから、歯車って立派じゃない?

 そう言われるとそのとおりで、返す言葉に詰まってしまうのですが、えーっと、つまり私が主張したいのは・・・

 と、考えていたところ、答えが見つかりました。それが冒頭で紹介した、「にんげんだもの」でおなじみの詩人・相田みつをさんが残した名言です。繰り返すと、「私がこの世に生まれてきたのは、私でなければできない仕事が、何かひとつこの世にあるからなのだ」。私の心を代弁してくれたかのようなひと言に、「これだよ、これ!」と唸ってしまいました。

 と言っても、現時点で「この仕事はマジで私しかできないぜ」(ドヤ)と誇れるようなものがある状態ではないのですが、死ぬまでこの“みつをマインド”を持って生きていきたいとは、強く思っております。そういう仕事に出会い、魂込めて打ち込む日々を過ごせたら、なんて幸せなことでしょうか。

 その境地に近づくべく、まずは向上心を持ち続けながら、毎日をポジティブに過ごしていきたいと思います!(横)