この半年間、自分史に残る大きな出来事が立て続けに起こっています。そして思えば年始から、やたらと体調が安定しません。さりとて人間、やはり身体が資本。このままではいけない、せめて健康運だけでも上向きにしなければ、と憂いていたところ、思い至りました。あ、私、後厄やん、と。

 とはいえ、本厄は過ぎたはずで、昨年はたいしてショッキングなことも起こらなかったはずなのですが、後厄って、本厄以上に威力(?)が強いものなのでしょうか。もちろん、人によると思いますが、先日同い歳の友人と話していたところ、彼女も「今年に入ってから、つらいことが続いてね……。友達のすすめで厄祓いに行ってきたら、なんか持ち直してきた。あなたも行ってみるといいよ!!」と真顔で言うではありませんか。

「あ〜まあ、時間あったら行ってみるわ」なんて悠長なことを言っていられない気がしたワタクシ、その翌日には、明治神宮に降り立っていました。善は急げです。祈祷受付で「厄祓い」を選択し、名前と住所を書いて初穂料を納め、案内されるがままに十数名ほどの祈願者とともに神楽殿へ。しばらくするとお清めのお祓いが始まり、祝詞が奏上され、「東京都◯◯区△△に住む××氏は厄年なれどうんちゃらかんちゃら〜やがて霧が晴れてうんちゃらかんちゃら〜」と、自分の情報もちゃんと神様に伝えられたことを確認しました。大部分はうんちゃらかんちゃらとしか聞き取れませんでしたが、私は至って真剣でした。本当です。

 その後、巫女さんが登場し、倭舞を舞ってくれたあと、最後の言葉を受けておふだをいただき、神殿をあとにしました。神宮をぐるっと散歩し家に帰ると、真っ先に南の方角に向けておふだを祀り、深々と二礼二拍手、一礼。これにて、私の厄が消え去ることは保証されました。霧が晴れてうんちゃらかんちゃらな状態になりました。信じるものは救われる。救われるのだ・・・!

 ……と、いうのが先週末のハイライトであります。本日もおふだに頭を下げてから家を出て参りました。もちろん、未来は自分で切り開いていくものですから、ここからの私にかかっておりますが、心身ともに健康で、前向きに突き進んでいければと。冒頭で紹介した言葉のごとく、今までの経験や積み重ねてきたものをベースに、誰かの役に立つことができる年に達したと考えて、周囲に好影響を与えられる人間になっていきたいです!(横)