1日に数時間しか動けずとも起業した「障がい者社長」、兼子文晴氏を突き動かす“原動力”とは
国士館中学・高校の柔道部で鍛え、その後、大手の建材会社でトップの営業マンとして活躍。さらに、妻の実家が営む会社でも1年で年商を3億円アップさせ営業本部長になるなど、順風満帆な人生を送っていた「ミンナのミカタぐるーぷ」代表の兼子文晴氏。しかし突然、義理の父である社長から「倉庫番」を命じられるというドラマのような嫌がらせを受け、うつに。一時は自殺すら考えたものの、心療内科を受診し、投薬治療により布団から起き上がれるようになってきた。そんなとき、今後の人生を大きく左右する出会いがあった──。