前川清デビュー55周年、ヒット曲「東京砂漠」のCM撮影秘話や「雪列車」の作曲家・坂本龍一の“こだわり”を語る
本企画では1980年代をメインに活動した歌手・アイドルの『Spotify』における楽曲ごとの再生回数をランキング化。当時のCD売り上げランキングと比べながら過去のヒット曲、現在のヒット曲を見つめ、さらに、今後伸びそうな“未来のヒット曲”へとつながるような考察を進めていく。今回は、本連載初の男性アーティストとなる前川清に注目。前川清は、1948年長崎県出身。'69年、内山田洋とクール・ファイブのリード・ボーカルとして参加したデビュー曲「長崎は今日も雨だった」が、いきなり大ヒットとなり、同年末を含めNHK紅白歌合戦に11回出場、'87年にソロとなってからも、'91年から'08年まで18回連続で出場するほどの輝かしい実績を持つ大御所だ。