恩人は“テリー伊藤”と“大谷翔平”。勤め先を失った無名の会社員が、売れっ子作家になった奇跡の理由と人生の波に乗るコツ
私は、いまでこそ本の執筆を生業(なりわい)にしていますが、もともとは何の取りえもない、ただの会社員でした。入社1年目に、アメリカ横断ウルトラクイズ(以下、ウルトラクイズ)で準優勝したことや、たまにテレビのクイズ番組に出ることがあったとはいえ、それだけで本を出せるようになるほど世の中は甘くありません。では、そんな私がどうして本を出版し、累計販売部数が50万部を超えるまでの作家になることができたのか? 今回は、ただの40代会社員が「偶然の積み重ね」と「2人の恩人」のおかげで、作家になれた話。