【10代を生き抜いて、いま#3】場面緘黙症を克服しても苦しみは終わらなかった──不登校だった中学生の私へ フリーライター・若林理央さんによる短期連載【10代を生き抜いて、いま】。幼少期から思春期にかけて病気や両親の離婚、いじめや不登校などを経験し、大きな「生きづらさ」を抱えながら生きてきた若林さんが、忘れがたいエピソードの数々をつづります。第3弾では、場面緘黙症(ばめんかもくしょう)を克服後の、周囲になじむことができず、不登校になった中学生時代を振り返ります。 2022.11.08 17.00
友人に「うざい」と言われ、新婚旅行でも行方不明に。武田双雲さんが語る『ADHD』をポジティブに生きる秘訣 人気の書道家、武田双雲さん。2015年にネットの診断テストで、自身が発達障害のひとつである『ADHD』(注意欠陥・多動性障害)であることを自覚しました。その後、病院でも同様の診断を受けたそうです。どんなきっかけでADHDと気が付いたのか、症状との向き合い方について、YouTube『たかまつななチャンネル』でお話を伺いました。 2022.09.13 20.00
「ワクワクできる商品だから、情熱を注ぎ込める」新卒入社2年目でマーケ担当に抜擢。くせ毛用ブランド『プロカリテ』の開発へのこだわりとは? 100年以上の歴史をもち、スキンケア商品や、『マトメージュ』シリーズなどの多彩な商品を展開している株式会社ウテナ。くせ毛用ブランド『プロカリテ』シリーズはウテナ社の主力商品ですが、マーケティングを担当するのは、新卒入社4年目の大塚莉菜さん。入社と同時に『プロカリテ』に魅了され、自身もブランドのいちファンに。その情熱を見込まれ、新卒入社2年目で、同ブランドのマーケティング担当に抜擢されました。インタビュー#2では、個性をより尊重する時代に合わせ、会社が変化している点や、進化し続ける魅力について、大塚さんにお話を伺いました。 2022.09.13 11.00
10人中1人が熱烈なファンになるブランドに──くせ毛用ケアアイテム『プロカリテ』が愛され続ける理由 高額で、施術に時間がかかるイメージがある“ストレートパーマ”。それが自宅で簡単にできる──そんな画期的な商品として株式会社ウテナが展開しているのが、くせ毛用ヘアケアブランドの『プロカリテ』シリーズ。30年以上たった今も根強い人気があり、ストレートパーマ市場において、抜群の実績を誇っています。インタビュー#1では、『プロカリテ』を開発した背景や苦労したこと、ロングセラーの秘けつなどについて、同ブランドのマーケティング担当・大塚莉菜さんと、広報担当・則包(のりかね)裕美さんにお話を伺いました。 2022.09.12 11.00
大手出版社からの長期連載オファーを断った漫画家・小田桐圭介さん、自身が大事にする「生活と創作のバランス」 『さくらちゃんがくれた箱』『あたし、時計』など、SNSでも話題になる作品を数多く手がけている漫画家・小田桐圭介さん。その才能が評価され、『月刊アフタヌーン』主催の漫画新人賞では2010秋に佳作を受賞。その後、出版社から連載のオファーを受けるも連載には至らず、会社員として生計を立てながら、SNSや同人誌の即売会を中心に作品を発表しているといいます。漫画家にとっての憧れともいえる長期連載を、なぜ断ったのか。そこには、小田桐さんなりの哲学がありました。 2022.08.25 12.00
【10代を生き抜いて、いま#1】場面緘黙症の私を追い詰めたのは、あの日、先生が振りかざした「正しさ」 休み時間が怖い。みんなが急に話し出す。校庭で騒ぎ声が聞こえる。私はその中に、入りたくても入れない。小学1年生からの6年間、ずっとそうだ。言語能力は正常で、家の中や学校の授業で先生にあてられたときは、ほかの人と同じように話せるのに、休み時間や放課後になると話せなくなる。「なんで話さへんの?」と聞かれても、時にそれをクラスメイトから責められても、私は答えられなかった。私も理由がわからなかったからだ。これが、場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)という症状であることを私が知るのは成人してからで、このときは自分で自分を「ほかの子とは違う変な子」としか受け止めていなかったし、周囲もそうだったと思う。 2022.08.11 20.00