原千晶が語る“女性のがん”リアルな苦悩、彼から「がんの女はムリ」と言われた女性も
若くして子宮を摘出した20代の女性、乳房を失って結婚を躊躇する未婚女性、幼い子どもを残して世を去る若い母親……。乳がんや子宮がん、卵巣がんなど女性特有のがんは、女性としての生き方を根底からゆさぶられます。2022年4月からは、国による子宮頸がんワクチンの積極的勧奨が、8年半ぶりに再開されます。「これを機に“がん”を自分ごととして考えてほしい」と話す女優の原千晶さん(47歳)は、30代で子宮頸がんと子宮体がんに罹患し、10年前に婦人科がんの患者会を立ち上げました。原さんに、女性のがんが招くリアルな悩みと、自分の未来と命を守る大切さについて聞きました。