「読んだ人が幸せになれる漫画を作りたい」緑内障“末期”の小田桐圭介さん。作品完結のため、それでも筆を執る
『さくらちゃんがくれた箱』『あたし、時計』など、定期的にTwitterで話題になり、多くの人に知られる漫画をいくつも作成してきた漫画家・小田桐圭介さん。会社員として働くかたわら、SNSや同人誌即売会を中心に作品を発表されています。現在も新作『香夜たちの話』を連載している小田桐さんですが、実は緑内障を患っており、日に日に視野と視力が落ちてきているそうです。漫画家の命とも言える視力を失いつつも、連載を続けることができるのはなぜか? 小田桐さんの漫画にかける思いを伺いました。