芸大浪人を重ねた挫折を経て漫画家の道へ、文野紋さんが語る「コンプレックスの生かし方」 SNSに投稿した自身の絵が“バズった”ことからイラストレーターに。その後、23歳という若さで漫画家デビュー、3月10日には新刊『ミューズの真髄』の最終巻(3巻)が発売と、順風満帆に見える文野紋(ふみの・あや)さんの人生ですが、彼女の味わった大きな挫折、まじめであるがゆえの苦悩は知られていません。ひと筋縄にはいかなかったこれまでの日々を、赤裸々に話していただきました。 2023.04.06 21.00
峯村リエ、いじわる役も「無理していない」名バイプレイヤーが明かす大河での“大惨事”と人生のキーパーソン NHKの大河ドラマ『真田丸』で“最大のヒール役”と言われた大蔵卿局(おおくらきょうのつぼね)や、連続テレビ小説『エール』での克子役など、一度見たら忘れられない演技で作品に色を添える女優・峯村リエさん。『ナイロン100℃』(以下、ナイロン)の主力女優として劇団の作品に出演する以外にも、シス・カンパニーのプロデュース公演や映画など、多方面で活躍しており、2023年4月1日からは話題の舞台『帰ってきたマイ・ブラザー』に出演中です。今回は『真田丸』撮影中の忘れられないエピソードや、スランプをどのように脱出したかなど、芝居との向き合い方をメインに語ってもらいました。 2023.04.05 21.00
峯村リエ、劇団時代は「ほぼ無給」「価値観がぶっとんだ」、試練だらけの下積み時代を振り返る 紫綬褒章(しじゅほうしょう)をはじめ、岸田戯曲賞など数多くの賞を受賞したケラリーノ・サンドロヴィッチが主宰する劇団『ナイロン100℃』(以下、ナイロン)。その看板女優のひとりであり、近年はNHK大河ドラマ『真田丸』、朝ドラ『エール』、『あなたの番です』(日本テレビ系)など話題の作品でも活躍している女優・峯村リエさん。2023年4月1日からは、東京・世田谷パブリックシアターで上演される『帰ってきたマイ・ブラザー』にも出演。水谷豊さんや段田安則さんといった実力派ぞろいの舞台で、どのような演技を見せてくれるのでしょうか。ご自身の半生を振り返りながら語ってもらいました。 2023.04.05 20.00
ピザハットの”珍商品”『パクチーすぎて草』話題の理由と開発秘話「売り上げが目標ではなかった」 世界最大の宅配ピザチェーンである『ピザハット』が期間限定で販売している、“爆盛り”のパクチーがトッピングされたピザ『パクチーすぎて草』。この商品がSNSを中心に大きな話題を呼んでいます。《これは素直に草》《ピザじゅう草まみれwww》《さすがにネタに走りすぎ》《これは食べられない》など賛否両論の声が挙がるほか、《この商品はレギュラーにしてほしい!》と懇願するパクチスト(パクチーが大好きな人の呼称)の声も。さまざまな議論を巻き起こしながらも、想定売り上げ額の約2倍を達成したという同商品。はたして、どのような意図で開発されたのか。同社マーケティング部長(CMO)・小田寛さんと、開発を担当した同マーケティング部企画課の篠﨑ありさ さんを直撃しました。 2023.04.04 20.30
「発信したいのは、世界から見て“オルタナティブ”なもの」音楽が好きで仕方ない敏腕編集者・柏井万作氏が、新会社『NiEW』を設立して成し遂げたいこととは “オルタナティブ”。本記事の主人公である柏井万作氏は、日本を代表するカルチャーメディア『CINRA.NET』の創設者であり、編集者であり、営業マンであり、プロデューサーであり、大のカルチャー愛好家であり……。実に多面的な顔を持つ彼だが、その活動を一言で表しえるのが、冒頭の“オルタナティブ”という言葉だ。英語の“alternative”は、日本語に単純訳すると“代替の”という意味だが、カルチャーシーンでは“主流ではない/新たな”といった意味合いで使われることが多い。つまり、誰もやってこなかったこと、誰も思いつかなかった新しい掛け合わせ──そんな“新しさ”を追い求め、柏井氏は2022年夏、新しく会社を設立した。その名も『NiEW(ニュー)』。いったい、何をする会社なのか? カルチャービジネスが飽和状態とも言える今、新会社を設立した意図とは? さらには、誰もがメディアになれる現代において、自メディアを大きく育てていく秘訣は? 新メディアローンチに向けた準備に追われる柏井氏に、じっくりと話を聞いた。 2023.04.04 16.30
「必死にテレアポしてスポンサー探し」元バンドマンの凄腕編集者・柏井万作氏が『CINRA.NET』を巨大カルチャーメディアに育て上げた20年間 カルチャーを愛する人なら知らない人はいない、日本を代表するカルチャーメディア『CINRA.NET(シンラネット)』。国内外の音楽をはじめとした芸術の最前線を、独自の視点を持ったインタビューや考察で掘り下げていく記事のクオリティに定評があり、一般のオーディエンスのみならず業界内にもファンの多い媒体だ。2003年に母体となる『CINRA MAGAZINE』を立ち上げたのが、今回の主役である柏井万作氏。2006年の事業法人化から、およそ15年間にわたって『CINRA.NET』の編集長を務め、メディアを大きく育て上げてきた。2003年から時代は変わり、インターネット上にはSNSをはじめとしたプラットフォームが乱立。カルチャーメディアも群雄割拠のいま、業界内外で確固たる地位を確立している『CINRA.NET』は、いかにして成長し、ブランド力を培ってきたのか。メディア立ち上げから歩んできた決して平坦ではない20年間を、柏井氏にじっくりと振り返ってもらった。 2023.04.04 16.00
“冬の時代”を乗り越えた家庭用ゲーム。『ウマ娘』に続く、日本アプリゲームの生存戦略は 今や1タイトル当たりの開発費は15億を超えるといわれる「アプリゲーム」。人気ゲームが流行(はや)る一方、やむなくサービス終了するアプリゲームは後を絶ちません。 今回はエンタメ社会学者・中山淳雄さんに、かつて“冬の時代”と言われていた家庭用ゲ... 2023.04.03 18.00
新作ゲームの96.4%は5年以内に消える。「サ終」が続くアプリゲームの“冬の時代”はいつ来る? スマートフォンの登場により、2012年から勢いを増してきたソーシャルゲームやモバイルゲーム市場(以下、アプリゲーム市場)。日本では初期から『パズル&ドラゴンズ』(ガンホー)、『モンスターストライク』(mixi)など、多数の大ヒットコンテンツ... 2023.04.02 18.00
「フェイクニュースじゃなく創作として笑ってほしい」虚構新聞社主が語る”たかがインターネット”がネットリテラシーを高める理由 架空のニュースをリアリティたっぷりに伝えるニュースメディア『虚構新聞』。今回はその社主・UKさんへのインタビュー企画だ。 前編では虚構新聞を立ち上げた背景、制作時に気をつけていること、メディア芸術祭受賞時の裏話などを聞いた。 後編では200... 2023.04.01 17.31
「ウソ」で笑えるメディア『虚構新聞』はなぜ長く愛される?フィクションを現実っぽく見せるうえで大切なコト 2004年3月から今日まで継続して投稿されている『虚構新聞』。フィクションのニュースを実際の新聞のようにリアリティたっぷりに書くことで生まれる「シュールすぎるユーモアセンス」はまさに唯一無二だ。 今では冗談みたいな事実のニュースが流れると、... 2023.04.01 17.30