不妊治療における変わりゆく選択肢と、パートナー不在の独身女性が本気で挑んだ『卵子凍結』の実態
難関国立大に進学し、ドイツ留学も経験した才女ながら、年収300万円というつつましい暮らしを送ってきた黒川アンネさん。外見へのコンプレックスをバネに、モテるために起こしたさまざまなアクションをつづったエッセイ『失われたモテを求めて』(草思社)は多くの共感を集めました。アクションのひとつ、卵子凍結では30代女性が抱える妊娠や出産、結婚という、避けて通れない問題に向き合いました。経験者だからわかる、気になる費用や具体的な治療で感じた不安などを赤裸々に語っていただきました。