「“失敗させない”学校教育は間違っている」、『まち探検』すら厳しくルール化する現状を現役教師が疑問視
今、日本中の学校で「学力テスト」の嵐が吹き荒れています。2017年、文部科学省は「全国的な学力の状況を把握するため」として、このテストを始めました。都道府県別の順位が発表されるためか、教育委員会、学校の中には「学力テストの点数を上げよう」と張り切っているところがあるようです。テスト前になると宿題の量が増えたり、過去問を解かせて正答率を上げたり。そういう現象が起きています。でも、この現象に「あれ?」と思う人も多いのではないでしょうか。ペーパーテストで本当の学力がわかるの? 本当の学力って、そもそもなんだろう? そんな疑問を田中まさおさん(仮名)にぶつけてみました。(聞き書き/牧内昇平)