「観客や視聴者を信じていきたい」岸井ゆきのさんが主演映画『ケイコ 目を澄ませて』を経て思うこと
2013年の映画『Playback』に痺れ、筆者の個人サイトに「吉祥寺バウスシアターの思い出」というコラムを寄稿いただいた三宅唱監督。2018年のドラマ『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』で「この純朴で芯の強い未蘭を演じているのは誰!?」となって以来、ひそかに応援している岸井ゆきのさん。いまや大活躍の両者が初めてタッグを組み、小笠原恵子さんの自伝『負けないで!』を原案に、岸井さんがろう者のボクサーを演じるという。しかも時代の逆を行く、全編16mmフィルムで撮影されたとのこと。それが現在公開中の映画『ケイコ 目を澄ませて』。はやる気持ちを抑え、主演の岸井ゆきのさんに映画についてはもちろん、昨今の映像作品について思うこと、サイト名にちなんでフムフムしたことなどをお聞きしてきました。