「500歩しか動けないサッカー」がじわじわ浸透中。老若男女、運動神経問わずコミュ力アップの効用も 運動量が多いスポーツの代表ともいえるサッカー。1試合で約90分コートを駆け回らなければならず、体力に自信がないとムリ──そんなイメージを変える新たなサッカーが誕生した。スポーツ用品メーカーの『ミズノ』が開発した、1人500歩しか動けないルールの『500歩サッカー』。はたして競技として成立するのかという疑念を晴らすべく、試合会場に足を運んだ。 2023.08.01 07.00
「怒ってはいけない」少年野球大会を開催。ミズノが目指す野球人口アップ「パワハラのイメージを払拭させたい」 指導者によるパワハラや家庭の事情、経済的負担などから野球人口が減少している。少子化も進む中、スポーツ用品メーカー大手『ミズノ』が取り組む「ミスを怒らず、みんなで助け合う」を理念に掲げた少年野球大会とは──。 2023.07.15 11.00
議論される離婚後の「共同親権」制度の問題点──「子どものため」という言葉の背後に見え隠れする“親のエゴ” 日本では子を持つ夫婦が離婚するとどちらか一方が親権者になる「単独親権」が採用されていますが、現在、国の法制審議会が親権制度を見直すかどうか議論を進めています。父と母の双方を親権者とする「共同親権」を導入する案も検討される中、この親権問題について、ジャーナリストの林美保子さんがリポートします。<後編> 2023.03.26 20.01
離婚後の「共同親権」導入は本当に子どものためになるのか? 面会交流を強制された子の“心の傷”を無視しないで 日本では子を持つ夫婦が離婚するとどちらか一方が親権者になる「単独親権」が採用されていますが、現在、国の法制審議会が親権制度を見直すかどうか議論を進めています。父と母の双方を親権者とする「共同親権」を導入する案も検討される中、この親権問題についてジャーナリストの林美保子さんがリポートします。<前編> 2023.03.26 20.00
「赤ちゃんポスト」の“真実”を伝え続けた元地方紙記者は、なぜ29年間勤めた会社を去ることになったのか 2007年に熊本市の慈恵病院に設置された、親が養育できない子どもを匿名で託すことができる“赤ちゃんポスト”。熊本日日新聞で記者をしていた森本修代(もりもと・のぶよ)さんは、2015年からこのポストに関わる人々に取材を重ねてきた。その中で、単純に「子どもの命を救うことはいいこと」というだけでは片づけられない実態があることを知った森本さんは、「本を書こう」と決意し、筆を執った──。 2022.08.02 12.00
設置15年を迎えた「赤ちゃんポスト」と向き合い続けた女性記者、取材を重ねるたび大きくなった“疑問”と“葛藤” 熊本市にある慈恵病院が「こうのとりのゆりかご」、いわゆる“赤ちゃんポスト”を設置したのは2007年。親が養育できない子どもを匿名で託せる赤ちゃんポストには、賛否両論あったものの、「子どもの命を救うのが最重要」として、当時の市長が設置を許可したのである。そんな赤ちゃんポストを2015年から取材し続けてきたのが、元熊本日日新聞記者の森本修代さんだ。当時、彼女は紙面を編集する部署にいた。新聞の見出しや紙面のレイアウトを作る内勤業務だ。そんな彼女がなぜ赤ちゃんポストと向き合うことになったのか。取材する中で見えてきたこととは──。 2022.08.01 21.00
七夕の短冊は“時代の写し鏡”、スーパーに飾られた短冊の数々に見る、今風の「願いごと」 今年も7月7日の七夕が近づいてきました。七夕でメインとなるのは、笹竹(ささたけ)に願いごとを書いた短冊を飾ることでしょう。今回は、某スーパーマーケットの店内に飾られていた七夕の笹竹につけられた短冊から、現代を生きる子どもたちの「今風の願いごと」について。 2022.06.16 19.00
あたりまえに思えた日々を奪われた小学生が詠んだ「新型コロナ」と「明日への希望」 新型コロナは私たちに、「ごく普通の日常」が、いかに尊いものであったのかを教えてくれました。そして、その思いは大人だけでなく、子どもたちも同じ。毎日、学校で友だちと会えること。お話をしながら給食を食べたり、運動会や遠足ができたりすること。そんな「普通のこと」のありがたさを、たくさんの子どもたちが知ることになりました。今回は、そんな「新型コロナによって奪われた日常」への思いと「明日への希望」を詠んだ、小学5年生の男の子の短歌を紹介します。 2021.11.26 12.00