気象病

気圧や気温、湿度など気象変化によって、頭痛やめまい、倦怠感など身体にさまざまな症状が引き起こされる「気象病」。#1は、この症状の臨床治療の第一人者で、せたがや内科・神経内科クリニック院長の久手堅司先生に、症状が起きやすい人や理由について聞いた。今回の#2では、対策法について聞いていく。

「台風や梅雨時になると頭痛が悪化、寝込んでしまう」「雨の日は布団から出られない。無理に出ても、身体がだるくて仕事にならない」──。天候が悪化すると、その直前や直後を中心に、前述のような症状に悩む女性が増えているという。こうした症状が現れる「気象病」の臨床治療の第一人者で、せたがや内科・神経内科クリニック院長の久手堅司先生に話を聞いた。