「過労死遺児交流会」の全貌と、親を亡くした子に接する元官僚が伝えたいこと 過労死で親を亡くした子どもたちの交流会が行われています。もともとは過労死遺族たちが始めた活動ですが、今は過労死防止の事業の一環として、厚生労働省が支援しています。交流会ではどんなことが行われているのでしょうか。コーディネーターの一人として参加している元経済産業省職員の飯塚盛康さんに聞きました。 2021.08.22 20.00
《千葉・市川》女性アスリートの下着透け動画で600万円稼いだ男の手口と暮らしぶり 競技に全神経を集中させている瞬間を狙ったか。赤外線カメラのようなものでユニホームの下を透けさせた動画などを売っていた卑劣な男は、その稼ぎの割には質素な生活を送っていたようで──。 2021.06.29 12.00
ひきこもりを救うはずが逆に追い詰める政府や家族の“失策”と、当事者が前進する方法 『ひきこもり』について、政府は長らく39歳までを若者と定義し、この区切りにおいてのみ、支援策をつくってきた。しかし、内閣府が2019年に発表した実態調査の結果、40〜64歳のひきこもりが全国に推定61万3000人もいることが判明。国が重い腰を上げて全国的な調査に乗り出すまでの経緯や、行政が用意する支援策の問題点、当事者に対する家族の関わり方などを、ひきこもりに詳しいジャーナリスト・池上正樹氏が詳しく語ってくれた。 2020.06.03 08.00
「外」ではなく「世間の目」が怖い──ひきこもりが抱く“本当の心境”と正しい接し方 「甘えている」「怠け者」「暗い部屋でゲーム」「いつか犯罪を犯すのでは」……『ひきこもり』と聞くと、こんなイメージを抱く人が多いのかもしれない。だが、長年ひきこもり当事者の臨床に携わってきた精神科医・斎藤環氏に話を伺うと、これらの印象は、まったくの誤解であることがわかった! ひきこもりの人たちの“真の状態”、そして、ひきこもり脱出のために我々ができる、正しいアプローチの仕方とは──。 2020.05.22 11.00
《中高年のひきこもり》世間が作り出した“虚像”が当事者らの心を殺す、不条理な現実 2019年は、15歳から64歳までの「ひきこもり」が約115万人いるという内閣府の調査結果が発表されたことを筆頭に、ひきこもりという社会問題に関する、大きな事件や出来事が続く年だった。それらを振り返る中で見えてきた、ひきこもり当事者とその家族の胸の内、そして、世間が作り上げてしまった“ひきこもり像”と実態の大きな違いとは──。(取材/文・森ユースケ) 2020.05.18 11.00
過労死の31歳女性記者は携帯握りしめ他界、両親の無念すぎる悲劇の全幕 働きすぎが原因で命を落としてしまう「過労死」。被害者の遺族や勤務先に取材を重ね、過労死の凄まじい実態をあぶり出してきたジャーナリストが、31歳の若さでこの世を去った日本放送協会(NHK)の女性記者・佐戸未和さんの事例を紹介する。仕事に前向きに、全力で取り組んていた未和さんを襲った悲劇と、彼女が置かれていた恐るべき労働環境とは──。 2019.04.12 08.00