永六輔が残した言葉「この世界を変えなくちゃいけない」、88歳現役作家のインスタグラマー「こぎん刺し」普及に努める理由
人生100年時代といわれているものの、実際のところ、何歳まで好きなことができるだろうか? こぎん刺し作家で、指導者としても活動中の高木裕子さんは現在88歳。こぎん刺しとは、青森県津軽地方に伝わる伝統的な刺し子技法のこと。高木さんが旅行先で見つけたこぎん刺しに魅了されてから、もう55年。2年前からは、YouTubeやInstagramを始めた。 美しい作品を紹介し、刺し方のコツなどを発信している。高木さんのこぎん刺しとの出合いや、独自に進化させた作風の秘密、次世代に伝えたいものなどを聞いた。